2005年 7月 3日 (日)


ソフトバレーボール

フレンドリーカップ 2005 に参加


しばらく練習を休んでいたため

ボールに触るのが二週間ぶり

サーブがいつもにも増して 全く入らず


それでも,みんながフォローしてくれて

3勝1敗,なんと二位


へばりつつも,それぞれ声を出し合い,盛り上げて

元気よく,雰囲気よく,試合をすることができたと思う


今までも,もちろんたのしかったけれど

今日の試合は,とても たのしく,すごく くやしかった


試合後,パワーがプツッと切れて まっすぐ帰宅


納豆を食べて,全日本女子バレーボールW杯を

観ていたら元気が出てきて

予定通り,ジロー君の実家へ行くことに


「新婚旅行では,屋久島の縄文杉を見に行きたい」

私の一言より,ジロパパが調べてくださったところ

まず,縄文杉のある場所まで

片道11kmの山登りをしなくてはならなく

さらに 3月だと まだとても寒く,雪が積もっていて

気温の低い中を登っていくことになり,大変かも

ということで,断念


沖縄・九州方面で考えていこう,というところで

明日もあることだから・・・と帰宅


さぁ,寝ようとしたところで,突然,腹痛が

「実は,2,3時間前から痛かったんだよね

たいしたことないかなって思っていたんだけど

今になって めちゃんこ痛ーいっ

治療中にもこういうことがあって

夜間外来にかかり,レントゲン写真より

ガスと便が溜まっている,ということだったのね

でも,ここのところ,わりとちゃんと出ているし

どうしたんだろっていうか,痛ーい」


夜間外来へジロー君に 連れて行ってもらった

つい,昨日,病院に来たばっかりだよなぁ

ぼんやり思うどころではなく,痛くてしょうがなかった


レントゲン写真と診察より,おそらく

10日くらい前の下痢と便秘の繰り返しにより

ガスと便が溜まっているのでしょう,ということで

明日,消化器内科を受診してくださいね,と

どうしても我慢できなかったら,との

痛み止めを処方していただき,帰宅


またなの〜?!と思いつつ

ジロー君に平謝り&ありがとうの連発




2005年 7月 4日 (月)


外来診察時間ぎりぎりに お母さんと病院へ

消化器内科診察室前で待つこと 2時間


「お腹,すいちゃったよ 終わったら,何を食べよう?」

のんきにそう言う私に

「そう思えるくらいなら,大丈夫だね」と母


診察を受けると,昨日と同じようなことを言われ

痛みがなくなってきたのは,寝ている間だとか

知らない内にガスが出たのでしょう,との

先生の言葉に 私,母,笑い


乳酸菌などの飲み薬を処方していただき

遅めのお昼ご飯を食べに行った


続きまして 夜は夜で 会社の歓迎会

フランス料理のコースをいただき,大満足


こりゃ,痛くなっても文句は言えません・・・




2005年 7月 5日 (火)


この前の診察が終わった後から

検査結果,異状がなかったからと

何を先生と話したかを説明しなくて,さらに

“異状がなかったからと

大喜びされるのは,いやだ”と言う私と

家族とのすれ違いが続いている


これは,今に始まったことではなく

前々から,なんとなくあったと思う


なぜかは,わからないけれど

検査結果,診察結果により,一喜一憂されるのは

こう言っては何だけど,すごくいやなのかもしれない


異状があったら,落胆され

自分がダメな人間に思えてしまう


いくら どんな状況でも どんな環境でも

しあわせになれるし たのしく生きられる と思っても

崩れてしまう怖さも どこかに あって


自分の弱さを周りのせいしては だめだよね


異状があるのが,当たり前だと思って過ごしていても

やっぱり,心のどこかでは

結果を聴く度,小さくガッツポーズしてると思う

自分では,もう気付かなくなっている

かもしれないけれど


患者である前に 一人の人間であることを忘れるな


このすれ違いについて

ちょっと考えてみようと思う




2005年 7月 6日 (水)


「ほえ〜!!めぐちゃん,めっちゃ黒いじゃん」


めぐちゃんと会うのは,冬以来

ここのところのほぼ毎週末ジェットスキーを

しているらしく,日焼けして,お肌は小麦色

髪の毛もすっかり伸びて,あれ?

私の憧れの天然パーマになってるし

明るい,きれいな色に染まってる


入院以来,一年ぶり4人で会いましょう

ということで,病院前に新しくできたお店に

集合のはずが,定休日だということで

病院の敷地内にある喫茶店へ


みなさん,お元気そうで,何かにつけて,大笑い

何でも,笑いに結びつけるセンスに 脱帽

見習いたいけれど

笑いを狙うと たいてい外れる私,くすん


久しぶりに,血液内科病棟へ

入院されている佐々木さんの紹介で

同じくらいの歳で同じ病気の方と出会うことができた


はじめまして

少し,佐々木さんからお話を聞いたのですが

あの,よかったら,お友達になってください


と言う私に,スーパー笑顔で応えてくれて,やったぁ


彼女,実香ちゃんと私は違う治療方法らしく

私の話が参考になるのかどうか

しかも,訊かれても「あれ?どうだったっけ?」

っていうことばっかりで,逆に彼女から

いっぱいパワーをもらっちゃった


治療が始まって,二週間めくらいで

髪の毛が抜けてくるけれど

あっ,そうだ,教えてもらった,耳付きでかわいい

しかも,丸洗いできる帽子の作り方があるよ,と

うさっこに教えてもらった

ハンドタオルで作る帽子の作り方を伝授


ハンドタオルを二つ折りにして

脇を縫ったら,できあがり


そのまま被ると,ずり落ちてきてしまうから

上の端っこの部分,二カ所をヘアゴムでしばり

耳を作って,ちょうど頭の大きさに合うようにする

↑この私の文章では,わかりにくいかも

8月中旬に,写真か絵付きで

この帽子の作り方のページを作る予定です


いくつもこの帽子を作れば

汗をかいても洗濯ができて,とても便利

洗濯をする時,ヘアゴムを外せば

洗濯機で洗うこともできるし,乾きやすい


作り方を教えてくれた,うさっこに感謝☆☆


「がんばらなくても,いいじゃん

がんばることなんて,特別,ないしさ

耐える,これに尽きるかな

まぁ,偉そうなこと 言えないんだけど,たははっ

変な話,この先,休憩したくても

こんなゆっくりできる時,ないかもしれない

今になって思うよ

もっとゆっくりしていれば,よかったかもって

今しか,その時しか,できないことがあるもの

それは,今,こうしてここにいられるから

そう思えるのかも知れない

だけど,大丈夫

そう思える日が,必ず来るから」


実香ちゃんは,退院して外来治療となったら

ヨガをやるんだって,意気込んでいた


いいなぁ,実香ちゃんのスーパー笑顔は最高っす


無理しないで,焦らないでね

あっ,私にゃ言われたかないか


できないことを憂い 落ち込むより

できることを探して 夢中になれたら いいよね


実香ちゃんと出会えて,よかった

原点に戻った気がするんだ

大切なことを思い出させてくれて ありがとう

力をくれて ありがとう



2005年 7月 7日 (木)


一日中 寝ていました



2005年 7月 8日 (金)


仕事が終わってから ソフトバレーボール

フレンドリーカップの反省会へ行こうとして

なんとなくだるいな,と熱を計ると,微熱

行きたかったけれど,急きょ,欠席


こういうだるさが ず〜っと 続いてる

なんとなく 気分も どよよん


こんな時も まぁ ありますか



2005年 7月 9日 (土)


朝,仕事へ行く前,家族に手紙を渡した


ずっと前からの家族とのすれ違いが

深くなってきている気がして

そろそろ,何とかしないと,と思ってのこと


この前の診察が終わってから,考えてみた


考え方やとらえ方に 違いがあるんだと思う

あ,これまた,当たり前のことを書いちゃった


一緒に闘っているつもりでも

同じ気持ちには なれない


それに気付くことが きっと 始まり


それぞれが 違うのだから そこで 大切なのは

相手を 思いやること


私の中で 一番 大変なのは自分だけ

という思いが どこかにある


生きていく上で つらさや くるしさは

みんな 同じ だと一方で 言いながら


見ているだけで いいなぁ という嫉妬も

どこかに ある


見ているだけの つらさ に気付かずに


でも やっぱり また どこかで

根本が違うよ と思っているところもある


時間が経てば 考えは 変わるかもしれないけれど

これから 生きていく上で 身体に対しての不安は

消えることは ないと 思っている


再発の可能性が 小さくなったとしても

治療による二次ガンの可能性があるらしいし

いろいろなことを考えていくと きりがない


だから どんな状況だったしても

しあわせを感じられる 心を持つことが

何よりも 大切な気がする


限られた時間の中で どう生きていくか


このまま すれ違ったままで いいのかな?

考えてみて 何がどうだっていい気がしてきて

それより 家族と 笑って過ごせる方が

大切かと思い 手紙を書いた


折れる気がして むかっ としたけれど

思いやりがなかったのは 事実


だけど やっぱり 検査結果で一喜一憂するのは

どうにも 納得いかないのは なんでだろう



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