2006年 6月 11日 (日)


トライアスロン 音吉大会 完走プロジェクト

第二回めのスイムとラン講習


スイムの時間では、人の後ろにぴったりついて

楽しながら泳いじゃった


その後、バイクの時間では雨が降ってきたため

ローラー台に乗り、ポジションチェック


ハンドルが遠いなぁ、と思っていたけれど

サドルの位置や角度を変えてもらうと、乗りやすくなり

少しのことなのにこんなに変わるんだ、びっくり


家に帰ると、熱が上がってきてこれまた、びっくり



2006年 6月 12日 (月)


熱は下がらず、お仕事をお休みしちゃった


よくなる気配がないかも、ということもあり

夕方、ジロー君が近所の総合病院へ連れて行ってくれた


リンパ腫を見つけてくれ、転院を勧めてくれた病院

かかるのは二年半ぶりくらい


「完全寛解なの?」と聞かれ、あれ?どうだったっけ?

すっと答えられず、どもりながら

「ぶ、部分寛解・・・だったと思います」


続けて「大きな病気をしていると、薬が、ねぇ

何を飲んでもいいって言われた?」

ん?リンパ腫って大きな病気なのか?と思うと同時に

何をしてもいいって言われたけれど

薬はわからないな、と困りながら、さぁ?と答えた


かかっている大学病院の血液内科や時間外診察は

診察予約以外の時間に行くと、何時間も待つ

それが辛くて、近くの病院にかかったんだけど

待ち時間が辛くても、大学病院へ行った方がいいのかな


うーん、考えるのは元気になってからにしよっと



2006年 6月 15日 (木)


熱は下がり、ちょっとまだ咳が出るけれど

まぁ、大丈夫でしょ、と昨日、今日とスイミングへ


なめちゃっていたよ、この風邪を

家に帰ると熱が上がってきて、体温計は38℃

うっそ〜、こんな数字、久しぶりに見ちゃった


とりあえず寝て、どうするかは明日、考えよう

薬が効いたりして、よくなっているかもしれないし、さ



2006年 6月 16日 (金)


昨日の願いもむなしく、熱は下がらず


うーっ 困ったときの もっち先生 (←リンパ腫の主治医)


あら、なんてラッキー

金曜日は、先生の外来診察担当日


自分では病院まで、運転できない状態

ジロー君は仕事、ということでお母さんにお願い


ほんとは、ジロー君の実家の近くに

住むべきなんだろうけれど、転院したくない、とわがままを

聞いて頂き、ジロー君が仕事先へ通える範囲で

できるだけ病院の近くに住もう、ということで

病院近く=実家も近い ところに二人で住んでいる


お母さんに病院へ連れて行ってもらうと

しんどいのもあり、待っている間

処置室のベッドで横になっていることに


処置室に入った瞬間、おえっときた

反射かな? 嗅覚の記憶ってすごいなぁ


この処置室は、外来治療で抗がん剤点滴をした場所

点滴中、何回か吐いたを思い出さなくてもいいのに

つい、懐かしく思っちゃって、気分わる〜い


横にいたお母さんを見ると、顔が凍りついていた

恐ろしくて、その場で思い出話はしなかったけれど

後から聞くと、やっぱり思い出していたみたい


ちょっと前までは、こうやって思い出したり

自分以外の誰かが思い出したりするの

なぜか、ムカッときたり、許せなかったんだよね


今は、純粋に笑って話せるというか

自分自身、思い出すことを楽しんじゃっている

それって、もうここには戻ってこないだろうな

っていう気持ちが強くなってきたからなのかなぁ

ま、感情に理由なんて、あんまりないだろうけどね


変に強がらず、弱いところ、認めてきたのかしら

なんて、にやけていたら、お母さんから

「いい加減、自分の身体は弱いって、認めなきゃ」

と言われ、えっ? ぎょっとしちゃった


彼女いわく「治療前とは違う」って思わないと、らしい


でもさ、見た目は前と変わらなくなってきたし

毎日、決まった時間に起きれるようになったし

お昼寝をしなくても一日過ごせるようになったし

泳いでも、走っても大丈夫になったんだよ

トライアスロンだって、OK!って許してくれたし

もう、戻ったかなって、錯覚しちゃうじゃーん


ちょっと、落ち込んだ

もしかしたら、風邪じゃなくてもっと大変な状態に

なっているんじゃないかって心配になってきた

心配になった割には、処置室ベッドで、ぐうすか寝ちゃった


2時間ほど経ったところで、呼ばれて診察室へ


「たまたま、風邪が長引いているだけだよ」と

もっち先生から言われると、なーんだ、そっか

お母さんは深刻な顔で先生に聞き返していたけれど

「気管支や肺も特に異状はみられませんよ」と、先生


先生にかかると、何でもたいしたことなく思える

そう思うと、ぱぁっと開けた気がして、元気が出てくる


お母さん、連れて行ってくれて、さらには

ジロー君の晩ご飯まで作ってくれて、ありがとう



2006年 6月 17日 (土)


夕方、実家へ行くというジロー君に

多少熱も下がったので、くっついていった


ディズニーランドのお土産を渡して、すぐ帰るつもりが

ジロママに甘えて、晩ご飯をごちそうになることに


滋養強壮に、と、プロポリスをジロママから頂き

アイスクリームを食べながら、ジロー弟夫婦の

なれそめを聞き、二人の語りがおもしろくて笑っちゃった


ご飯ができるまで、横になっていたらと

お布団まで用意してもらい、VIP待遇


いくらか元気になってきたような

ごちそうさまでした、ありがとうございます


帰り道、高速道路を運転するジロー君はたのしそうだった

今度の車もマニュアル車で、いいよ







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