2004年 6月 20日 (日)


トライアスロンの応援へ



去年

リレー部門で泳いだ大会



うわぁ

一年経つんだ





おかしなことかもしれないけれど

治療中

心のどこかで

あ〜

覚悟しなきゃいけないなぁ

って思ってた



実は

今でもそう思っている



だから

落ち込む・・・わけではなくて

逆に

何をするのも

楽しんじゃえ♪って感じ





そりゃ

辛かったり苦しかったり

する時もある



でも

そう感じられることは

ものすご〜いこと

だと思う



だって

生きていればこそ

感じられることだもん





みんなから

パワーをいただきましたっ



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2004年 6月 21日 (月)


台風の影響で

風がゴォゴォしている

にも関わらず



ぐーぐー

昼寝してた・・・




そうそう

放射線治療が

始まるちょっと前から

バイトをお休みさせて

いただいているんだよね





昼間は

本を読んだり

出かけたり

ボケーっとしていて

夕方から

ダンスへ行くという生活





白血球や免疫が

上がってきたり

体力がついてこれば

ジーっとして

いられなくなるだろうから

今は今で

こういう時間がある時しか

できないことをしよう





なんて

言い訳っぽくないか?!



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2004年 6月 22日 (火)


くす玉,できたよ☆



恵ちゃんからメールが来た





5月に入院した時

恵ちゃんと売店へ

くす玉セット

(折り紙とリリアンが入っているもの)

を買いに行って

作っていた



恵ちゃんは

ガシガシ折って

ものすごいスピードで

くす玉を完成



一方,私は

フラフラ遊んでいて

全然できず仕舞いで,退院



その後

つくりかけのくす玉を持って

恵ちゃんに

作ってぇ!!とお願いした・・・





なんか,これ

アリとキリギリスみた〜い





しかも

作りかけを頼んじゃった

キリギリスより

タチが悪いかも・・・





ってことで

金曜日に病院へ行こうっと



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2004年 6月 23日 (水)


咲とご飯を

食べていたら・・・



彼女の携帯に

彼女のお母さんから

電話がかかってきた





家から出火しているから

すぐ帰りなさい





ちょっとゴメン!と言って

咲は電話を片手に

走っていった





今,起こっていることが

飲み込めなくて

ポカ〜ン



・・・次の瞬間

私も走って追いかけた





他の家へ火は

移ったりせず

また,怪我人も出ず,で

よかったと

思うしかなかった





消防車の赤いランプを

見つめているしか,なかった



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2004年 6月 25日 (金)


明日までに

すべての物を

出さないといけない



ということで

咲の家へ





咲の家へ着いた時には

片づけは

ほとんど済んでいて

荷物を外へ

運び出していった



ホコリを吸わないように

マスクをして

作業開始



スイッチだとか

ぐにゃぐにゃに曲がっていたり

ススで

辺り一面真っ黒だった





怪我人がいなくて

本当によかった





焼けたものは

元には戻らない



でも

新しく買い換えることは

できる





命は

新しく買い換えることは

できない・・・





失ったものは

戻ってこないけれど

あなたには,命があるよ





ものごとは

何かを奪っていき

何かを与え

過ぎ去っていく



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