両親


これからの治療予定を聞いても

なんだかしっくりこない

モヤモヤ



主治医のおかもっちーに聞いた

「気持ちをどう持てばいいのか,わかんない」



返事を聞いて

う〜ん・・・と,うなる私に

おかもっちーは,言った

「今度,来る時までに考えておいで」



帰り道,お母さんと話していて気付いた



自分が何をしたいのか

わからないからだ



プー太郎の私は

社会的には,どこにも所属していない



お母さんは,言った



戻る場所がないってことは

無限の可能性があるってことよ



お父さんに,モヤモヤしていることを伝えた

すると,こう返ってきた



わかるよ

そりゃ,宙ぶらりんだよな

何かに手を着けようとしても

集中できないよな

そりゃ,難しいわ



お父さんやお母さん

友達に話すのもいいけれど

専門家に話を聞いてもらうのもいいぞ

必要だったら,いつでも言いなさい

カウンセリング受けてみるのも一つの手

いろんな人から話を聞くといいぞ

我慢しなくて,いいんだよ



最後に,こう言ってくれた



びっくりした

今まで,家族にぶつけたって

わかりっこない!って思っていたから

逆に心配かけたら,イヤだし



だけど,そんなことなかった

気付かせてくれた病気さん,ありがとう



どれだけボロになっても

私を愛してくれている

お父さん,お母さん,ありがとう







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