2007年 2月 4日 (日)


冷たい水も、あったかい水も大好き

いつだって旅行のポイントは、水


今回の旅行は、水のフルコース

海、川、温泉、水に関わる所を廻る事に


山道を抜けると、きらきら光る海!

熊野海岸へ向かうと、見たことがあるような景色


昔、海賊いたという鬼が城を巡っていると

あれ?ここ、来たことがある・・・気がした


(後日談:お父さんに訊いたら

中学生の頃、行ったことがあるらしい)


来るまで、気付かなかったことがもう一つ


川湯温泉、という川の中からお湯が湧いている

仙人風呂へ入ったとき

あっ!ここ、来たことがある


こうも続くと、いかに行った場所に対して

意識がないのか、がよくわかるよね


旅行へ行く時、計画はすべて人任せ

あんまり、あちらこちらへ観光するのは疲れるから、やだ

のんびりぼーっとできる時間があれば、いいんだ


そんなわけで、旅行へ行っても、いまいち

どこへ行ったか、わかんない

まぁ、どこでもいいじゃあ、ありませんこと?


温泉を二ヶ所廻って(温泉の名前、忘れちゃった)

三重県から和歌山県に入り、農家民宿 はる へ


農家民宿、という名前に惹かれて予約

扉を開けると、土間の向こうに囲炉裏がどーん


おじいちゃんの家に泊まりに来た感覚


晩御飯は、おじいさんの手作り料理がずらり

砂糖の代わりにはちみつを使った煮物など

とってもやさしいお味


私たちが頂いている間、おじいさんは傍らに座り

お話を聴かせてくださった


戦争のお話から、自身の身体のこと

そして、自然は、自然じゃないってこと


ここへ来て、自然がいっぱいだなぁと感じたけれど

それは、人工的につくられたものも多くあるんだって


例えば、山に生えている木

昔、林業のために、もともとあった木を切って

植林したものだから、自然じゃない


おじいさんが小さかった頃の山とは、違うって


これを訊いて「自然がいっぱいだね、マイナスイオンだーっ」

とか言っていた自分が恥ずかしかったよ


おじいさんは、何度も手術をされていて

その話も聴かせてくださった


おじいさんのお話を聴いて、元気をもらいました

ごちそうさまでした、ありがとうございます


「やりたいと思ったことは、全部やった

あとは、天からのお迎えを待つのみ」と、言っていたけれど

また、ここへ来たいから、お願い、生きていてね



2007年 2月 5日 (月)


朝、寒い中、がんばって起きて準備体操

ダンナと共に、熊野古道を走ることに


石畳の所など歩いたところもあるけれど

「熊野古道 ゼッ オー!」 と部活のランニングっぽく


途中、何人かの地元の方とすれ違い

「朝早いねー」と声を掛けられ、調子に乗って

民宿から、発心門王子へ行き、途中で湧き水を飲んで

熊野古道の終点、熊野本宮大社が見えるという

伏拝王子という場所まで走り、民宿へ戻って朝ご飯


ご飯を二杯お替りして、少しぐうたら


農家民宿 はる に40回以上も訪れているという方が

書かれた周辺ガイドブックを読んで、今日の計画決め


おじいさん方に「また、来ます」と告げ、湯の峰温泉へ


お湯に浸かり、温まった後

源泉の湯筒に卵を入れて、温泉卵を作った

湯筒の中に、なぜかカニの破片が落ちていて

隣にいた方と一緒に笑っちゃった


近くの売店で飲んだ、温泉の水で入れたという

コーヒーがとってもおいしかった


もう一ヶ所温泉に入って、奈良県を通り家へ







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